鎮静前会長を偲ぶ会を兼ねた竜の子会総会のご報告
2018年7月28日午後6時、雅亭2階大広間に於いて、入交副会長から竜の子会総会開催の辞があり、藏敷会長から「今年の竜の子会は、昨年末にお亡くなりになられた竜の子会名誉会長『鎮静義明様の偲ぶ会』も兼ねて開催します。併せて、最近訃報の伝えられた、吉岡秀幸様(1964年卒)、山野博司様(1973年卒)、その他、竜の子会のメンバーの物故者、恩師
増尾竜一先生も含め、すべての方々のご冥福をお祈りするため、黙とうを捧げ、竜の子会総会開催を宣言したいと考えます。」との挨拶があり、謹んで哀悼の意を表して全員で黙祷をしました。
続いて、下呂ロイヤルホテル雅亭のオーナーであり、竜の子会メンバーの山岸様から、歓迎のご挨拶がありました。
そのあと、宮本様から、偲ぶ会 鎮静義明様遺影の前で追悼のお言葉があり、宮本様のご発声で献杯をいたしました。
また、藤本様より山野隆司様の追悼のお言葉と、機械工学科同窓会副会長の就任のご挨拶がありました。
宴会に入り、先ず、吉竹様が腹話術を披露されました。「金髪の金ちゃん」と呼ぶ6歳の可愛い坊やとは12年の付き合いで、息の合った掛け合い話のほかに唱歌の独唱、手相占い、マジックなど多彩な技術と最高の演技に、皆様見入って拍手喝采でした。
順次、参加者が近況報告をしました。皆様、現役時代は各分野で色々な開発にたずさわれて会社の発展にご活躍され、誇りを持っておられることや、未だに現役で、専門分野でご活躍されている話に感銘しました。卒業後50年ぶりの参加者もおられました。
この6月末に、森田様が千葉県から神戸市に転居されてこられました。7月初旬に、増尾先生の奥様宅にご挨拶に行かれました。「奥様武子先生はお元気なご様子でした」との報告です。
西村様のカラオケ アカペラの独唱も素晴らしく最高でした。
池田先生は、機械工学科同窓会会長に就任され、例年ご出席していただいておりますが、「ものつくり副センター長」に就いておられる関係で、7月28日、29日開催の「鳥人間コンテスト」の応援行事参加のため、今回は欠席されました。池田先生は、ご多忙にもかかわらず今回も、竜の子会開催に支障ないように学園資料の準備などお気遣いいただきました。2018年度竜の子会が盛大に開催できたのも偏に池田先生のお力の添えのお陰であることを出席者全員が感謝申し上げます。
前田先生のお話は、大阪北部地震は、大阪工大大宮学舎や常翔学園中・高校学舎、摂南大学はエレベーターが一時停止した程度で、大きな被害はなかったとのことでした。梅田キャンパスはエレベーターも止まらず21階レストランのワイングラスも1つも割れませんでした。大地震など大災害発生時には、曽根崎警察署が仮駐在する契約も締結されているとのことでした。非常に耐震性に優れた信頼されるタワービルとのことです。
前田先生が、大改革された常翔学園高等学校は偏差値が高く2017年度の進学は、京大3、阪大2、神大1、その他の国公立203、難関私大には多数が入学しました。大阪工大より摂南大学への志望が多いようです。摂南大学は、隣接する日本ペイントの跡地を購入しました。
西日本豪雨の被害は、広島国際大学の校庭に土砂が流入した程度で、校舎は無事でした。
西日本豪雨でJR高山線飛騨金山から下呂間は復旧されておらず、道路も土砂崩れで寸断の爪痕が残っている中を臨時バスやマイカーの相乗りなど工夫して台風12号がUターンして名古屋方面に襲来する予報の中、あらゆる方面から28名の方々が恩師前田親良先生の笑顔でお元気なお姿にお会いするために参集いたしました。先生は今年、7回目の年男です12×7歳になられました。いつものように笑顔は絶やされず顔色もよくお元気でした。学校の仕事は7月で終わる予定でしたが、要請があり更に2年引き続き常翔学園のためにご尽力いただけるそうです。常翔学園、大阪工業大学が益々の発展ためにご尽力いただきますことを感謝申し上げます。前田先生の奥様、お嬢様もお元気でご参加いただきました。
前田先生、お身体には十分お気をつけください。お願い申し上げます。
藏敷会長から、2020年東京オリンピックの年は、混雑を避けて竜の子会の開催を5月連休明けか10月にする案が出ています。竜の子会世話人や雅亭の山岸様とも相談され、その結果を来年7月の総会時に皆様にご報告しますとのことでした。
終宴の辞が入交副会長からありました。入交副会長の厳粛で時には頓智や嫌みのない毒舌を交えた絶妙な司会は、竜の子会にはなくてはならない人材であります。いつも竜の子会の出席者は、入交副会長の司会を楽しみにしております。感謝しております。
いつも笑顔の稲田副会長は竜の子会ホームページの立ち上げからメンテナンスに至るまで、多大なご尽力を頂いております。竜の子会会員間の情報交換に大いに役立ち活用させていただいています。ありがとうございます。改めて御礼申し上げます。皆様、竜の子会のホームページを是非見てください。
お料理は沢山用意して頂き大満足しました。鮎の塩焼きと鰻の飯蒸しは絶品でした。下呂ロイヤルホテル雅亭オーナーの山岸様には、いつもご高配を頂き感謝申し上げます。雅亭は別館のエレベーターが被害にあわれたが、幸い大事に至らなかったとお話がありました。
一泊二日の楽しく思い出に残る旅でした。下呂は、雨、風共に穏やかでした。
2019年度竜の子会も大勢が参加して、恩師前田先生のお元気なうちにお会いしてください。
敬具
2018年8月吉日 山口
徹 記(1965年卒)
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